海外で働いてても英語への苦手意識は尽きないね、という話

エストニアで生きてる日記

おっす!!おらドラえもん。って台詞が突然頭に降って出てきたんですが、ドラえもんってこんな喋り方じゃないですね。。。

今日は、最近頻繁に感じる、英語への苦手意識について書きます。

(英語に限った話ではないと思うんですが、わたしの場合、エストニアで普段使う外国語が英語なので、英語への苦手意識と書きました。)

家でも職場でも英語で話しているはずなのに。

わたしはアパートをシェアして住んでいるんですが、同居人たち(1人はエストニア語話者・もう1人はロシア語)とわたし(日本語)の共通言語は英語しかないので、家にいるときは英語で話します。

(ちなみに、母国語をお互い誰も理解できないというのは、結構良いです。秘密の言語が1人1人それぞれある感じなので。これが例えば、2人エストニア語が理解できたりすると、また違ってきそうです。悪口とか言いやすくなっちゃいそうで)

エストニアで働いていますが、職場でも英語です。わたしが働いてる会社は、70ヶ国の社員がいるそうです。わたしのチームに限っていうと、ヨーロッパ圏の人が多いですが、それでもスペイン、ポルトガル、ルーマニア、オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、エストニア、スロヴァキア、スコットランド、イタリア、フィリピン、香港、オーストラリア、ロシア、インドと結構いろんなところから人が集まってます。あと、日本。ここまで書いといてあれですが、チーム全員を覚えきれてない気もします。誰か欠けてるかも。

そんな訳で、まあ職場でも英語しか共通言語がないので、英語で話します。

こういう生活(英語しか共通言語ない人たちと住む・働く)をエストニアでし始めてもう1年半以上経つのですが、なーーーーんか、いつまでたっても、というか、最近なおさら、英語への苦手意識を感じます。

自意識過剰と英語力不足で落ち込むミーティング

職場で、同僚たちとくだらない話をしてる時とかは、そこまで英語について考えないんですが、問題は、チームのミーティングで自分の意見を言うとき。

みんなが黙ってわたしの話をじーっと聞いてるとき。

喋りながらも、「発音やばいかな?ていうか、わたしが言ってること伝わってるかな?」って考えるし、特に、反論とかされて、それに対して何も答えがない状態だと、ますます何を言っていいかわからなくなる。

「英語下手だな〜。」とか、「何言ってんのこいつ。」みたいにチームの同僚たちが思ってるんじゃないかって被害妄想が始まったり。まあ本当に思われてる可能性も高いけど。

ちょうど今週も同じようなことが起きて、落ち込みました。夕方、スーパーに行って、ブルーコーンチップスを買って腹いせに食べました。

今週のミーティングが特に嫌だったのは、『言いたいことが伝わってない!!』って自分の英語力に焦っていたせいで、ミーティング中に意見に対してアドバイスをしてくれた同僚たち(ありがたい)に対して、そっけない態度を取ってしまって、後味が悪かったせいもあります。自分が焦ってる状態だと、他人に気が回らなくなるね。。。

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ブルーコーンチップスってこれです

英語力不足に悩んでいるのはわたしだけじゃないらしい

1年に1回くらい、他のオフィスにも行くことがあります。そこは、英語圏の国なので、エストニアのオフィス以上に英語が飛び交っています。エストニアでは、エストニア語・ロシア語が聞こえてくることも多いからね。

で、英語圏の国だし、英語ネイティブじゃない人も含め『みんなさぞかし英語できるんでしょうよ』と思っていました。

が、そんなオフィスで、「英語ができなくて悩んでる」とトルコ人の同僚が言ってきたことがあります。

その人は、わたしのチームの同僚の友達と同じチームで働いてる同僚という関係で(近いようで遠い関係)、その人がエストニアのオフィスに来てた時に「よっ!」と言いあうくらいしかない浅い関係だったんですが、わたしがその英語圏オフィスに行った時に、なぜかそんな話になりまして。

オフィスで、他の人に話しかけてもらっても、英語が理解できないことがあって、それで相手を落胆させたり、ああ英語下手なんだな…って思われるのが気まずい。そのせいもあってか、なかなかオフィスで仲いいと思える人もできない

みたいな話になって。

それまで「よっ」しか言ってなかった仲なのに、突然深い話になるじゃん?と思いました。

同時に、えーーーーーーめっっっっちゃわかる!!!!!!!!!!!!と思いました。

自分が話せないときもイラつくけど、相手がなんて言ったのかわからないときも悲しさすごい。しかも、相手が、まだわたしの英語力を知らないときとかだと、さらに気まずい。「普通に話せるやろ」みたいなテンションで最初来られて、で、「あれれ?この子英語できないんか??」みたいになっていくの、気まずい。

だから、その悩みを打ち明けられたとき、めっちゃわかる!!!!!!!!!!!と叫んだ訳です。嘘。オフィスの中だから、叫ばなかったけど、めっちゃわかる!とは言いました。

 

ちなみに、全然関係ないんですが、その人の友達(同じくトルコ人)の名前が、「おかん」だったんですよね。トルコ語では結構ある名前なのかな。一発で覚えた。

 

なんか、その時に、わたしだけじゃないんだ〜と思って少し安心したし、さらに、わたしが英語に対して苦手意識を感じていたおかげで(?)、その同僚と腹を割って話せたのが嬉しかった。

だってもしわたしが、『英語?楽勝ですが??』みたいに思ってたら、共感できなかったはずだし。

同じチームの同僚たちとはあんまり英語に関してこういう話はしないんですよね。英語、できねーみたいに冗談で言う人もいるけど、あくまで笑い話って感じで、深刻に悩んでそうな人はいないというか。

だから、こうやって同じように苦手意識を持っている人がいるって知れたことが、すごく新鮮かつありがたかった訳です。大変だけどお互い頑張ろうぜって結論になった。

選択肢増える飛び道具

敵と書いて、「とも」と読ませる、日本の漫画の無理やりなルビふりを思い出しています。わたしの今の気持ちも、そんな感じです!(伝わる?)

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伝わらないかなと思ったので、参考画像をば。

英語への苦手意識が消えないっていう話を、今日ずっとしてきましたが、がががががが、やっぱり英語はいろんな選択肢を増やしてくれるとも思います。(突然寝返る)

英語は敵であり、友みたいな感じ。

いまエストニアでなんとか働けてるのも、英語のおかげだし。

国によっては、その現地の言葉も必要という場所も多いと思いますが、英語ができたら働ける国の選択肢も増えるはずです。もちろん、英語だけ出来ればいい訳じゃないですが、日本語話者に限って言えば、英語と日本語が出来ると重宝される職場も多いと思います。

わたしは、日本で働いたら仕事が大変なんじゃないかと思って(あと、かつエストニアに住んでみたかったのもあって)大学卒業してから、エストニアで働き始めたんですが、そういう風に日本で働くことに不安とか不満?を感じてる人は特に英語が助けてくれることになるかも知れません。

ただ海外で働くことになっても、全てバラ色!って訳でもなく、こうして英語(というか外国語)へのストレス・苦手意識みたいなのと戦い続けることにもなってる訳ですが。

英語への苦手意識はまだ全然ある、でも、英語によって選択肢が増えた実感もある。

今日そんなことを考えてて、なんとなく自分の中で残しておきたかったので、書きました。

おまけ:好きだった英語勉強(?)法

わたしの中で、英語できるようになって来てるーーー!って一番実感してたのは、高校生のとき。

そのとき、アメリカのテレビドラマ「新・ビバリーヒルズ青春白書90210」と「Glee」がすごい好きでした。日本のテレビでやってたし。

でも、「新・ビバリーヒルズ青春白書90210」はわたしの家のテレビで録画すると、録画したものはなぜか吹き替えの日本語になってしまう仕様になってて。英語音声のまま録画できなかったんです。

なので、高校生のわたしは、録画しつつ、ティッシュ箱とかリモコンを台にして、テレビの前に録音レコーダーを置いて、英語音声を録音してました。で、録画したものを見るときに、テレビの音声を消して、レコーダーを聞きながら、無音のテレビを見るという、謎の作業をしてました。

あと、犬の散歩中にそのレコーダーを聴いたり、好きな登場人物が話してるところを何度も聴いたりもしてました。

そんなめちゃくちゃ無駄の多い謎の作業をしてる時期が、英語力伸びてる!と感じてました。今思うと、同じものを覚えるくらい何度も聴くっていうのが良かったのかも知れません。

あとは、大学1年生の時に、カナダの語学学校に夏休み1ヶ月通ってたときも、英語力伸びてる!と思いました。

在学中に、1年間オーストラリアに留学したりもしたんですが、その時は、不思議と、英語力が伸びてる!とはあんまり感じませんでした。人種主義とか人種表象について勉強してたんですが、その分野を勉強したぞ!という思い出はあっても、英語力が伸びたぞ!という感じはしなくて。喋ることよりも、読むことの方が多かったからでしょうか…。

 

逆に言うと、留学しなくても、地道に同じものを何度も聴いたり、真似して声に出したりするだけでも、英語は伸びるのかもしれないです。

 

なんだ、じゃあ、今からやろうかな。

 

やらなさそう。

 

 

終わり。

 

 

 

最近ずっと家で働いてるので、仕事の資料読むときとか、人目を気にせず英語で音読したりしてるんですが(暇なのかな)、それが何か実を結ぶかもしれないと信じることにします。

 

ほんとの終わり。

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