最近、エストニアで就職した会社を辞めました。7月から勤めて、2ヶ月くらい働いた。

「短か…」って自分でも思うけど、辞めて良かったって気持ちで溢れてます

今日は、東大在学中にエストニアに興味を持って、無職のまま卒業し、エストニアにあるスタートアップに就職して、それがほとんどブラック企業で、ちょっと鬱になって、そして辞めるまでの話を書きます!一文が長い。

(せっかく(?)辛い思いしたので、元を取りたい)

東大卒業前:「エストニア」が頭から離れなかった就活時代(2017年6月くらい)

「もう遠い昔すぎて、思い出せない……」と思ったんですが、よく考えてみたら大学卒業してからまだ半年だった。

でも、就活していた時代はかなり昔。だいたい6月に内定出るけど、わたしは2017年6月確か内定は0だった。

「内々定」って言っている人がいる中で、「無い内定〜〜」って一人心の中でつぶやいていた。

でも、全然なぜか焦りが無かった。就活している時も、常に頭の中で「エストニアで働きたい」ってずっと思っていた。

じゃあ行動してたのかというと、全然してなかった。

ただただ周りの人に、「わたしエストニア行きたいと思ってるんですよね〜〜〜〜」って言い続けていた。

それプラス、Linkedinで「the University of Tokyo」「Estonia」で検索して、エストニアと東大にゆかりのある人たちに突然連絡を取ってみたりしてた(2人しかいなかったけど、2人とも本当に会ってくれた。)

しかし、まあ何も実らない

ただただ、内定もなく、エストニアへの行動も起こせない日々が続き、2018年3月、そのまま職のあてがない状態で卒業しちゃった

本当に、「しちゃった」て言葉がしっくりくる計画性の無さだった。

卒業して、やっとエストニア就活しだした2018年6月

ここら辺、うる覚えですが、卒業した後もやっぱりエストニアで働きたい気持ちが冷めなくて、ていうか「ここまできちゃったんだから、エストニア行くしかなくない?」という感じで、エストニア就活を割と真剣に始めた。

LinkedinとFacebookグループを使ってやって、そしたら3社からオファーもらった。

「海外に新卒で就職するのは難しいよ」とか散々わたしも言われたけど、別に就職すること自体は難しくないと思う。アドバイスしてきた人たちは、誰一人として新卒で海外就職してなかったし、なんでわたしも真に受けていたのか……。でもその人たちの言いたいこともわかるけど。

同じような学生の人いる気がするから、海外就活の仕方はまた別の記事で書く…!(未来の自分、よろしく)

まあなんやかんやで、そのうちの1つの会社に就職することになった。

エストニアで働き始めた2018年7月

会社のことを母親にfacetimeで話していたら、「それって、まつりさんみたいになってるんじゃない?」と言われた。

まつりさんっていうのは、電通で過労死してしまった高橋まつりさんのことです。

わたしは、全然過労っていう感じではなかったけど、仕事に対して自分のコントロール感がなくなっていた。土日でも、退社後でも、いつ連絡が飛んでくるかわからなくて、携帯見るのが嫌になってた。

母親からは「嫌なら辞めなよ」って何度も言われたけど、辞めたいのに辞められなかった。

まつりさんや、他のブラック企業に勤める人に対して「なんで辞めなかったのか?」って批判する人いるけど、辞められない気持ちがすごくすごくわかった

平日は仕事しているし、土日も仕事の連絡がくるんじゃないかと身構えていて、鬱々として、正常な判断する力が失われてたんだと思う。

本当は仕事をし始めた2週目くらいから、すでにすごく嫌だった。

社長が、他の社員のミスに対して、「やったー、ありがとう!また無駄な仕事ができたな!」とか複数の社員が入ってるメッセージグループに送信したりするのが嫌だった。

またチーム全員送信のメールで、社長が「第一位:〇〇、第二位:△△。おめでとうございます!仕事をしていない人ランキングに選ばれました。」とか送ってくるのもどうかしてると思った。そのあと、その人たちが減給される知らせまで、全員送信のメールで送られてきた。多分見せしめだと思う。

社長とその右腕が、私がミスしたと勘違いした時は(でも自分が間違ってる時はスルーする人たち)、「脳みそをもっと使ったらどうだ?」とまたもや複数の社員が入ってるグループで言われた。

社員たちが、社長とその右腕に、おびえながら働いてるのが嫌だった。

毎週末、嫌だ嫌だと思いながらも、携帯の音をマックスにして、いつ連絡が来ても気づけるようにしていた。連絡が15分でも遅れると、1日中サボってたかのようにマネジメントが怒り出すから。

会社のプロジェクト自体は意味があると思っていたし、いまも思ってる。社長はきっと優秀な人なんだろうとも思う。でも、この人たちとは働きたくないと思った。

赤ちゃんに髪を引っ張られて、辞めることにした2018年9月

9月になってもダラダラ働き続けてた。

でも、あるきっかけで、辞める決意が強くなった。

それは、赤ちゃんに髪を引っ張られたこと。

まだ歩くのもおぼつかない赤ちゃんに、髪を引っ張られて、

なんてこの子は自由なんだ!!!!!!

ていうか、なんでわたしは自由じゃないんだ!!!!!!!!!!

って気持ちがブワーーーーと湧いてきた。

なんか、「何も縛られるものが無くていいな〜」って赤ちゃんを見て思ったんだけど、「いやいやわたしだって何も縛るものなくない?」とこの時気づいた。

別にお金が今すぐすごい必要なわけでもないし、会社に何か拘束されているわけでもないし。ていうか給料も大したことないし。

エストニアに居られなくなっちゃうかもしれないけど、別にそれはそれでいいなとも思った。

「このサイト(Estonian Mania)どうなっちゃうの…」って感じだけど、エストニアに住み続けたいと強く思っているわけでもないので。

それよりも、思い詰めておかしくなっちゃうことの方が、今考えると怖かったなと思う

ちなみに、辞めた理由:人

「人が大切だよ〜」とか言うじゃないですか。「他にアピールするところがない企業が言うセリフ?」とか捻くれたこと思ってたんですが、人はまじで大切ですね。

従業員が嫌いとかならまだその人が辞める可能性に賭けれるけど、社長や経営陣に人格に問題のある人がいると、会社全体がおかしなことになってると思う。わたしはむしろ同僚はすごい好きだった。辞めた今も、仲良い。(みんなで経営陣の悪口を常に言ってたから、仲良くなれたのかもしれない)

従業員が1万人いる大企業なら、社長と関わる機会はゼロかもしれないですが、スタートアップだと、社長と直に関わる機会が多いし、スタートアップを選ぶ際に、社長の人格は大切な決め手だと思う。

「世の中には色んな人がいるんだな、、、」って常に些細なことでキレてる幹部の人たちを見て思った。今まで出会ったことのない新人種だった。そして、こういう人たちとは仕事したくないなと思った。

エストニアに来たって、会社を辞める理由は人……どこも似たようなもんですね。

エストニア就職は後悔してない

色々書いたけど、エストニアの会社に就職した事自体は、後悔してない。

もしかしたら、周りの人のアドバイスに従って、日本で新卒就職してたらこんなに悩まなかったかも知れない。

お給料だって、3倍近く貰えてたかも。エストニアの給料安いから。

でも、あの時は、どうしてもどうしてもエストニアに行ってみたくて、エストニアで働いてみたかった。

エストニアに来るっていう決断をしたのは自分で、自分の人生を自分でコントロールするのは良いことだと今でも思ってる。

もし親や友達、周りの大人たちのやること・言うことに従ってたら、嫌なことがある度にその人達のせいにしていたと思う。

でも、エストニアに来たのは、誰に強いられたわけでも無く、自分で好き勝手にやったことだから、辛い目に遭っても、「自分が選択したからだ」って納得感があるのが良い

(そりゃ、できることならもっとまともな会社に勤めたかったけど、就職を決めた当時は、ブラックさに気が付けなかった)

今回辞める決断に時間がかかったけど、でも母親や他の友達に「辞めれば」って言われたときにそのまま辞めていたら“自分での選択”にならなかったと思う。

ブラック企業に勤めている人へ

エストニアで落ち込む度に、けみおのYouTube動画を見ていた。あとモーニング娘。とBTS。

(けみおって誰?というあなたへ…

アメリカに住んでいる日本人YouTuber。おもしろい人だけど、たまに考えさせられることを言う。)

けみおも、日本の芸能活動を捨ててアメリカに一人で移住したときに色々言われたらしい。

それを受けて、「自分の人生のキャンバスは自分で描くから、あなたはあなたのキャンバスで描いてれば!」みたいなことを言ってて、「ああ、わたしも自分の人生、他人にコントロールされてたまるか」と思った

これを読んでくれている人の中に、どれくらい働いている会社のことで悩んでいる人がいるかわからないですが、辞めるのは意外と簡単なので、心身がおかしくなってしまう前に、義理とか感じずに、辞めちゃいましょうって言いたい。

辞めたくても、私が抱えていた仕事はどうなるんだろうとか、ますます上の人たちからぐちぐち言われるんじゃないかと思って悩んだけど、会社と社員をつなぎ止めてるのは契約書くらいなもんなんで、どんだけ仕事が残っていようと辞める権利があるし、働き続けないといけない義務は一ミリもない。

ましてや、日本は今人材不足だから、辞めても次は見つかるはずだし、見つからなかったとしてもスーパーのバイトとかするのも別に良いと思う。わたしがスーパーでバイトしていたとき、そういう50代の男性の人いたし。そして、その人は楽しそうに働いてた。

我慢し続けると、本当に死んでしまうかも知れないと今回わたしは思った。

特に、ブラック企業にもかかわらず辞めるかどうか悩んでしまう人は、きっと責任感が強くて自分を責める人だと思うから、なおさら危険だと思う。

ずっと働いていると正常な判断もできなくなるので、まずは8時間寝て、それですっきりした頭で考えてみたら良いと思います!

どんどん話がずれていきますが、今回身をもって学んだのは会社より自分の命!ってことです。

これからのこと

これからは、エストニアで就職活動します。

いつも一体誰が読んでくれているのかわからないですが、みなさんが「自分の人生コントロールしてるぜ!」っていう状態であることを願ってます。

2 thoughts on “東大からエストニアで新卒就職して、2ヶ月で退職しました。”

    1. リアルの知り合いの人に読んでもらっている想定がなかったので、びっくりです。ありがとうございます〜

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