先日イギリスのブライトンにてBrightonSEOに参加してきまちた!なんで幼児語かというと、そんな赤ん坊的な気分だったからですよ。
SEOベイビーと呼んでください。
まぁそんなわけで、自分のSEOの未熟さには不釣り合いな、世界最大のSEOイベントに行ったんです。
BrightonSEOとは
BrightonSEOは、年2回イギリス・ブライトンで開催されるSEOカンファレンス。参加者は3500人にも及ぶ、世界でも最大のSEOイベントの1つ。
面白いのは、最初はとあるバーでイギリスのSEO界隈の人たちが内輪で集まって開いたイベントが、今や海外からわざわざこのためにイギリスに来るようになる大イベントになったということ。
たしかにわたしが行った時も、スーツケース持って”そのまま来た”感ある人、たくさんいた。
大きなホールで行われるSEOに携わるスピーカーの講演会もあれば、小さな部屋で行われるセミナーも。あとは、SEO界隈では有名人らしいGoogleのJohn MuellerさんへのQ&Aセッションもあった(後述)。
BrightonSEOにSEOベイビーが参加したら。
一日中いろんなセミナーや講演会がやってるわけですが、面白いのもあればつまらんのもあり、難しくて内容がよくわかんなかったのもあった。赤ん坊なので。
でも、「わかる!」上に、「おもちろい!」ってなったのもあるので、ご紹介。
Googleの強調スニペット(Featured Snippet)の話。
スライドはここから見れる:https://www.slideshare.net/EmilyPotter7/emily-potter-brighton-seo-2019-slideshare
オンラインマーケティングのトレーニングを提供するDistilledで働くEmily Potterさんが、Google Featured Snippetと格闘した話が面白かった。↓
エミリーさんは、とあるSEOエージェンシーで働き始めた新人時代、「featuredスニペットにクライアントのウェブサイトが来るように」という仕事を受け持つ。上司からは、簡単な仕事でしょと言われる。しかし、なかなか思い通りにいかない。featuredスニペットに関する研究漁り尽くして、スニペットは言われてるほど重要じゃないと結論付けたかったが、やっぱり重要だとわかる。そんな辛酸舐めたエミリーさんおすすめのスニペット改善法とは?!
(既にfeatured snippetに採用されているページのHeadingを参考にする、文をHoweverで結ぶ、文章ではなく、リスト化するなど)
改善法自体は、ほーんって感じだったけど、ストーリー仕立てで話すから面白みが増してた。あと、インターネットmemeを使ってたのも、ネットわかってる感あった。(スライドシェアでは消しちゃってる気がする)
大御所ぽいおじさまの講演もあったけど、プレゼンのテンプレートが2005年って言われても、「そうなんですね」ってなりそうなくらい、古めかしくて、「この人にネット教わるん?」とか生意気なこと思った。ベイビーなので。
チケットは普通に取ろうと思うと、100£以上するみたい。でも、太っ腹なことに、スライドとかは無料公開してるの!なので、興味があればみなさんも見てみてください。話の内容だけじゃなくて、プレゼン資料も真似したい!と思うようなのが結構あった。
Googleの人も来てた。一問一答みたいなインタビュー形式で講演してた。司会者の人が結構攻めに行ってて、会場盛り上がってた。「最近のGoogleの変動は一体なんなの?」みたいなこと聞いてて、「広報の人~どうすればいい~???」ってGoogleの人が助けを呼ぶ場面とかあって、普通にショーとしておもしろかった。(赤ん坊の感想)
イギリスでは(&欧州では)SEOの立ち位置が日本と少し違う気がした。
わかんない、日本の状況がわかんないから、確信的には言えないけど、なんだかずっとSEOの役割が大切なものとして認められてる雰囲気を感じた。
参加者の人たちは、SEOエージェンシーから来てる人や、インハウス(社内でSEO担当している。例えば、タイヤ会社のSEO担当とか)でSEOやってる人が多いようだった。
SEOって、なんかそんなに重要なイメージ日本でなかったんだけど、なんかすごいちゃんとしたものとして扱われてんじゃーんと思った。特に、英語のSEOは、難しい分、他の言語のSEOよりも確立されているという。
あるセミナーでちょっとびっくりしたのは、こんだけいろんな言語があるのに、未だにネットの情報の半数以上が英語の情報なんだってさ。まぁそりゃ難しいもんだわ、SEOも。でも、難しいからこそ、やってる人たちが尊敬を得てるのかなとも思った。(尊敬っていうか、ある程度の地位を得てるっていうか、、、日本でSEOやってますって言った時のノリと、なんか違うっていうか)
SEOベイビーだけど(もはやベイビーって言いたいだけ)、それでも楽しめた。何より、ブライトンっていう場所が良いよ。ロンドンじゃなくて、ブライトン。非日常感あった。海も近くて、「これはイベント会場内にこもってる方が馬鹿だもん」って何度もぶつくされながら、それでも楽しめた。
一種のお祭りだった。
いろんな景品もらった。これでしばらくは、パジャマTシャツ要らんなって思った。
エストニアから一緒に行った人も、「もらえるもんは全部もらおう」って意気揚々だった。
スライド無料で見れるのおすすめなので、ぜひみなさまも。。。
わたしは、あとで復習する!とイベント中モチベーション上がりまくりだったんですが、飛行機内にそのモチベーション置いてきてしまったらしい。
でも、うん、いつか見る。いつか。