こんにちは。タリンの天気が悪くて、ここ最近絶不調です。
そんな中、普段何して過ごしてるんだろう?と自分の時間の使い方を振り返ってみたら、仕事してないとき、料理してないとき、人と会ってないとき、とにかく家にいるときは、「ほとんどYouTube見てるな」と気付きました。(嫌な気付き)
そんなわけで今回は、YouTubeで学んだ英語について書いていきます!きっと教科書には載っていないし、実生活で使うこともないと思います🖤
ABC順に行ってみよう。
AもBもCも思いつかないので、飛んでDから!
1. dick appointment
YouTubeで学んだ使えない英語でまっさきに思い浮かんだのが、これ。直訳したくないですが、意訳するなら、「男遊びの予定」とかになるのでしょうか。
これは、メイク動画を中心にあげているSacheuさんっていうカナダ在住の香港人の女の子のチャンネルで知った。
Dick Appointment Makeup Tutorialと題した動画は、男遊びの予定がある時のメイク動画という感じかな。
この言葉も、YouTube上でしか使われてるの聞いたことないですね。実生活で、例えば友達とか知り合いが、「今日dick appointmentあるから〜」とか言ってるのは聞いたことない。
でも、もし誰かが使ってたらおもしろいと思うから、よかったらみなさん使ってみては?(無責任)
ちなみに、Sacheuさんめちゃくちゃ英語流暢だけど、英語ネイティブではなくて、もともと香港から留学生として北米に来てて。
アジア系の女の子で北米でYouTuberやってる人多いけど、基本、アジア系カナダ人だったり、アジア系アメリカ人だったりするから、Sacheuさんみたいにアジア出身で非英語ネイティブでメイク系のチャンネル持ってる人は珍しいと思う。
彼女のチャンネルはどんどん大きくなってるし、同じ非英語ネイティブとしては、言語能力的に尊敬の存在でもあります。
2. fuckboy
fuckboyはYouTubeだけじゃなくて、Twitterでもよく見る。
意味は、ダメンズ的な感じかな? 浮気性だったり、女性を泣かすタイプの男性、でもモテる、みたいなそういうイメージ。
fuckboyはどの動画で知ったか忘れちゃったくらい、色んな人が使う言葉だけど、印象に残ってるのは、「fuckboyが一体何を考えてるのかインタビューしてみた」っていう下の動画です。インタビュアーは、アメリカ人のゲイ男性で、女性が普段聞きたくても聞けない質問を、fuckboyたちに聞いてみようっていう動画。
「なんであんたら嘘つくの?」っていう質問に対して、「嘘つく方がおもしろいから」とか正直すぎる回答してるのが、おもしろいので、fuckboyたちの思考回路が気になる人は見てみてください。
ちなみに、このチャンネルやってるDenzel Dionさんは、150万人登録者のいる中堅〜大物YouTuber。わたしが好きなシリーズは、Denzelさんが、フォロワーたちが送って来た匿名の秘密(『わたし、こんなことしちゃいました…🙈』みたいな感じの告白)を、動画で発表する(exposeする)っていうやつ。
決め台詞は、「I’m not judging…but I am judging」(みんなのことジャッジしてないからね!…してるけど)です。うーここで日本語訳してもおもしろくないすね。
ちょっとジューシー()でスパイシー()な話が聞きたい人は、ぜひ見てみてください。
3. glow up
A、B、C、D、E、F、Gまで来ましたね。正直、あと2個くらいしか今思いついてるのないけど。もうアルファベット順とか気にせず、思いついたものから書いていこうかな。
glow upは、たぶんgrow upと掛けてて、意味は、見た目がきらきらに大変身みたいなニュアンスかな。
YouTubeでglow up journeyとか、24hour glow up challengeとか出てくる。大抵は、「イケてないわたしが、こんな綺麗に/かっこよく大変身〜」みたいなノリの動画が多い気がする。
同じく、Sacheuさんも、glow upに関する動画を出してて、結構興味深い。
今はこんなにキュートでセクシーなSacheuさんだけど、学生時代は、「みんなからuglyと思われてた」らしい。見た目がどんどん可愛くなっていって、「周りの対応がどんどん変わっていった」とも話している。
ただ、いくら見た目がよくなっていっても、いまだに他の女の子と自分を比較してしまうらしく、本当に自分に自信がつくようになったのは、見た目云々じゃなく、留学生にも関わらず、アメリカの大学でネイティブスピーカーのクラスメイトたちに弁論で勝ったり、論文で優秀な成績をおさめたり、そういう「内面の努力が認められたときに、本当の自信がついた」と。
「YouTuber・Instagrammerとして、ある意味見た目を売って仕事をしている自分が、『中身を大切に!』と言っても、説得力がないし、嘘くさいかもしれないけど…」とも言っていた。
確かに、Sacheuさんはめちゃくちゃ見た目に気を使ってるけど(メイクやら整形やら)、でも、そういう人が「中身を大切に!」って話すことは、そんなに矛盾していない気がする。むしろそこまで外を磨いてるからこそ、「外を磨いても、自信がつかなかった」というコメントに信憑性が増すとわたしは思った。
話が脱線しましたが、glow upもYouTubeでしかあまり見ない言葉かなあ。
4. GRWM
これ、YouTube見てる人にはお馴染みなんじゃないでしょうか!韓国や日本のYouTuberの人も使ったりしてるよね。
わたしは、最初、grown..?とか思っていました。
知らない人に問題です!GRWMはどういう意味でしょう?(突然のクイズ)
ヒントは、4つの単語の頭文字。
ヒント2は、YouTuberが朝メイクをしながら、そのまま動画も撮って話すときによく使われます。
ドュルルルルルルルルルルルルルル……(ドラムロールのつもり)
正解は、Get ready with meでした!正解した人は何人いるかな〜?(うざ絡みやめて)
わたしと一緒に支度しよう的なノリで、朝、YouTuberがメイクしたり服を選んだりしながら話すみたいな形態が多い。
これは、YouTubeではもう鬼のように頻出する言葉ですね。鬼が頻出したら困るけどね。
動画例も、貼りきれないくらい、いろんなYouTuberが出しています。YouTuberが、朝のメイクしつつ、世間話をするっていう、ちょっと日常感があるところが視聴者にもウケてるのかな〜と思います。
一例に、Hana Leeさんていう韓国系アメリカ人のYouTuberの動画を貼ります。この人も好きです。他のYouTuberの方と比べると、とてもふつうの人・等身大という感じが強い。
みんな違ってみんな好き。
5. Mukbang
これは、英語ではないですね。韓国語!
でも、日本では「モッパン」なんだよね。でも、英語(?)では、Mukbangと呼ばれている。同じ韓国語なはずなのに、発音の仕方が違うのおもしろいな〜と思います。
あと、韓国語だけど、英語圏YouTuberも当たり前のように使ってるのもおもしろいです。
簡単に言うと、YouTuberが何かを食べてるだけ。それを見る、っていう。
「何がおもしろいの?」って感じだとは思うんですけど、GRWMと同じで、Mukbangをしながら、YouTuberが世間話をしたりするのが楽しいんですよね。あと、単純に、うわ〜美味しそ〜って思ったりさ。
これは、日本語のMukbangですが、「日本でもMukbangって言う人もいるんだ〜(モッパンとも併記だけど)」と思ったのと、単純に最近ブリアナちゃんが好きなので、載せます。
ASMRと一緒に、Mukbang ASMRをやっている人も多いですね!
6. ASMR
ASMR忘れてたじゃん、と思ってね。完全にAだけど、今更やります。
ASMRってなんの略なんだろ。調べますね。
Autonomous Sensory Meridian Responseらしい。
はい、わからない〜〜〜〜
Autonomousはいいとして、Sensoryもいいとして、Meridianって何よ?っていう。
日本では、「音フェチ」と言われていたりしますね。(※Meridianは絶頂って意味らしいです)
「YouTuberが何かを食べたり、何かを触ったりして、音を立てている動画です」って言いたいし、これは真実なんだけど、なんか怪しい。
文章で説明するの難しい。。。とにかく、一度動画を見てくれ。。。と言いたい。
ASMRは、奥深い世界ですよね。
もうとにかくいろんな国の、いろんな属性の人がやってるのがおもしろいです。
韓国語のASMRも好きだし、イタリア語のASMRもとてもいいです。
医者と患者とか、友達の設定とか、いろんなロールプレイをASMR YouTuberの人たちが発明してるのも、奥深い世界だな〜〜(2回目)と思います。
わたしが最初に見たASMR動画を貼ります。Dana ASMRさんは、もうレジェンド。レジェンドだけど、最近は全く投稿してないのが少し心配というか、何をしてるんだろうかと気になってしまいます。
英語だと、itsblitzzzさんとかが好きかな。
7. WAP
そろそろこの記事を終わらせたいと思って、最後何がいいかな〜?と考えてたんですけど、やっぱり、WAPで終わらせたい。
WAPは、wet-ass pussyの略です。そういう略語がずっとあったんじゃなくて、カーディBのこの曲が始めたはずです。
WAPについては、もういろんな記事が英語でも日本語でも出てるし、ブログの最後にちょろちょろ〜と書いて終わりにはできないテーマだと思うのですが、それでも書きますね(書くんだね)。
pussyって割と、悪口というか、「Don’t be a pussy」(女々しい奴だな、男気見せろよ!)みたいなマイナスのイメージで使われてきた印象があるんですが、この曲ではpussyを良いもの・プラスなものとして歌っている感じ。
いわば、pussy賛歌です。
彼はこのwet-ass pussyの写真を撮るために、携帯を買った(He bought a phone just for pictures of this wet-ass pussy)
このwet-ass pussyにキスしたければ、わたしの授業料を払いな(Pay my tuition just to kiss me on this wet-ass pussy)
ね。(ね?)
いろいろ振り切ってて良いです。振り付けもあるんですが、カーディBもMeganも何気にちゃんと踊ってるのがかわいいです。
pussyはYouTubeでは言っちゃいけないらしいので、gussyと言い換えられてるのもおもしろいなと思いました。
fuckとかだと、flickに言い換えられてたりしますが、そういうセンサーシップによる言い換え語も興味深いですね!
ここまで読んでくれた人はいるのでしょうか…。いたら、ありがとうございます。稀有な人ですね。それか、暇人ですね。(でもありがとうございます)
この記事は、実生活で使えない英語を紹介しましたが、YouTubeで英語学ぶこと自体はとてもおすすめです!
hang outとか、empoweringとか、without further adoなどなど、教科書では習わなかったけど、実生活ではたくさん使う単語をYouTubeのおかげで知れたなと思います。今パッと思いついたのはこの3つだけだったけど、本当はもっとあります、、、!(説得力どこに置いてきた)
あと、YouTubeからいろんな国・いろんな人の生活を覗き見れるのもすきです。タリンのアパートから、ソウル、LA、NY、バンクーバー、イタリア、スイス、ダブリン、ハワイ、テキサス、東京、新宿二丁目などなど、いろんな場所に飛べてしまいます。
わたし的には、それがYouTubeの醍醐味です。
ではでは、皆さんも、楽しいYouTubeライフを〜!
(こんな記事書きつつ、最近はもっぱら日本語のYouTubeばかり見ているわたし)