海外で鬱になったときにやったこと3つ(実践編)

エストニアで生きてる日記

こんにちは!寒いですエストニア。今日は最高気温7度、最低気温2度ですって。

今日は、海外で鬱になったときにどうするか?について書きます。

この記事を書く前に、「海外で鬱になったら」、でGoogle検索したら、「友達と話しましょう、家族に相談しましょう」みたいなページが最初に出てきて、そんな生ぬるい対策法じゃ無理だろ!!!と思ったので、実際に自分がやってよかったと思うことを書きます。

友達や家族ももちろん大事ですが、怪我したときに友達や家族が治せないのと一緒で、鬱も基本的には専門家・お医者さんにかかることが大事だとわたしは思います。

以下で自分がやったことを書きましたが、とりあえず、例えば大学に通っていたら、大学にあるリソース(留学生相談室とか)を使って、セラピーなどに辿り着くといいと思います。会社勤めしていたら、会社の従業員アシスタントプログラムなどを使うのもありです(以下でさらに書いています)。

とにかく、自分の中だけにとどめないで、プロの手を借りるのがおすすめです。

では、早速!

1. かかりつけ医(ファミリードクター)の病院に行った

エストニアでは、ファミリードクター(もしくはGP:General practitioner)というかかりつけ医を登録できる仕組みがあります。ニキビができたとき、ちょっと風邪をひいたとき、などなど1番最初に行くお医者さんが、ファミリードクターになります。

登録が必要なので、エストニアに住む外国人の人の中では、ファミリードクターがいない人も多いですが、その場合は、プライベートクリニックに行くことができます。ファミリードクターの診察料が無料なのに対し、プライベートクリニックは有料です。

わたしは、そもそも自分が鬱だという自覚がなくて、前にも書いたのですが、心臓の動機が止まらないことをきっかけに、ファミリードクターに行き、そこで、「心臓には何も異常が無いが、中度の鬱状態だ」と診断されました。

わたしのファミリードクターが提案した選択肢は、

  • 精神分析医・セラピーに行く
  • 抗うつ剤を飲む

でした。

抗うつ剤は、処方してもらったのですが、結局買っていません。長期で飲み続けないといけないらしいのと、わたしが自分の鬱状態がそこまで酷くないんじゃないかと思ったので、買いませんでした。ただ、いつでもまた買おうと思えば買える安心感はあります。ちなみに、もし飲み始めたら、副作用がないかチェックするためにファミリードクターに診てもらうことになるようです。

病院に行って良かったことは、

  • 自分が鬱だと気づけた
  • 抗うつ剤を処方してもらえた(いざとなったら飲み始められる安心感)

ことです。

次に、精神分析医・セラピーに行きました。

2. 精神分析医・セラピーに行った

ファミリードクターに紹介してもらった精神分析医に1度行きました。料金は、1時間で45ユーロ。これは、エストニア・タリンではかなり安い相場なようです。

すぐには予約が取れなくて、数週間待ちました。

行ってみた結果、あまり良くありませんでした。

その精神分析医は、人のトラウマとか過去の体験から今の状態を治していくスタイルらしいのですが、自分のこれまでの患者さんの話が多すぎて、わたしの話を聞いてくれるよりも彼女の話を聞かされている、、、という気分になりました。

「この人は合わない」と思ったので、他の人を探すことにしました。

3. 会社のEAPを使って、2人目のセラピーにかかった(5回無料)

海外で鬱になった人の中には、もしかして働いている人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、会社のEAP(Employee assistance program)を使うことです。

わたしの会社では、このEAPによって、セラピーのセッションを5回無料で受けることができます。

自分が鬱だと気づいて、会社内のWikiみたいなもので調べるまでEAPというものが存在するということも知らなかったのですが、皆さんの会社にももしかしたらあるかもしれません。

自分でセラピストが選べる訳ではなかったのですが、EAPの担当者の人(これは社外の人)に、「どういうタイプの人がいいか?」と聞かれたので、「ちゃんと話を聞いてくれる人がいい、前にかかった人は聞いてくれなかったから」と言ったら、「それは残念だったね…」となぐさめてくれました。

 

そこで、紹介してもらったセラピストは、前の人よりかは全然良かったです。

5回無料だったので、5回全部行きました。行きましたと言っても、5回中3回はオンラインでやってもらいました。会社/わたしの家から3、40分かかる所にそのセラピストの先生が住んでいたので、行くのが面倒くさくて。

このセラピストの先生は、ものすごく明るくて、そこがわたしとは合わないな…と思いましたが、それでも色々役立つ考え方を教えてくれました。

  • わたしは、「快晴の日に雨傘をさしているような状態」。常にいろんなことを心配しすぎているけど、自分にはいざとなったら雨傘がある(解決する力がある)と覚えておくといい。それ以外の時は、雨傘はささずにしまっておいて大丈夫。
  • 選択肢がたくさんある場合、「どれを選んだらより良い結果があるのか」と考えすぎるのではなく、「どれを選んだら自分が落ち着くのか、自分にとって楽な選択肢はどれか」、で選んでもOK。
  • 精神と身体は繋がっているから、身体から落ち着けると、精神も落ち着くことがある。自分が焦り始めている、不安感が強くなり始めていると思ったら、鼻から吸って口から吐く呼吸法を試してみる。

などなど、割と実践的なアドバイスをもらいました。この先生はプラクティカルすぎて、「もうちょっと自分の気持ちに寄り添ってほしい、、、」と思うこともありましたが。

5回行ってる間に、自分の生活にも変化があって、わたしの精神状態も良くなってきたので、無料の5回が終了したら行くのはやめました。

本当は、常にセラピーには行きたいのですが、なかなか自分に合う人が見つかりづらいのと、やっぱりお金がかかるのが気になって、今は行っていません。本当は常に行くのがいいと思うんですけどね(2回目)。

まとめ的な

今でもよく気分が沈んだり、これからどんどんエストニアの天候も悪くなっていくので、わたしも、「これをして鬱が治りました!」とは言えません。

というか、自分の鬱傾向・神経症気質は、これからも付き合っていかないといけないものなんだろうなと思います。

ただ、過去の経験を通じて、次また酷くなったらやるべきこと(処方してもらった抗うつ剤を飲み始める、セラピーに通うのを再開する)がなんとなくわかっている安心感はあります。

海外で鬱になったら、日本にいるときも同じだと思いますが、お医者さん・セラピーにかかるのをおすすめします。「これは鬱じゃない、自分は怠けてるだけだ」と思ったりすることもあるかもしれませんが、酷くなる前に一度診てもらってもいいと思います。

また、海外の大学・会社に通っている人は、その中でのリソースを探すのもありです。お得にセラピーなどが受けれるかもしれません。

 

わたしの家族はよく一切皆苦(人生は苦しみばかり、思い通りにならない)と言っていますが、人生なんてそんなもんだと思いつつ、なんとかのらりくらりと過ごせるといいですね。

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