新卒で海外就職した時に、準備したこと:カバーレター、レジュメ(CV)

エストニアスタートアップ

前の記事が結構読んでもらえてて、嬉しいです。でも、それだけ新卒で海外就職したいと思ってる人がいるんだなと改めて思いました。

私も、自分が大学生のとき、どうすればいいのかわからなくて、ネットで検索してた記憶あります。

海外求人を探す方法としては前に書いた記事が自分の中ではベストだと思っているのですが(LinkedInで、Japaneseと検索、場所を自分の行きたい国・都市に設定するってやつ)、「求人見つけた後どうすんのよ?」って話ですよね。

estonian-mania.tokyo

(多分私がまたエストニア内または他国で転職するにしても、同じやり方で探すと思います。)

「この求人いい!応募したい!」って思っても、色々準備することがあるっちゃろってなりますよね。

そんなわけで、今日は、求人を見つけたあとアプライするために必要な、カバーレター、レジュメの書き方について書こうと思います。

ただ、別に、これにすごい自信あります!という訳ではないので、「この人はこうしたんだなあ」程度に聞いてくれれば。私はこうしました、あなたはどうする!?っていう話です。

カバーレター、レジュメ(CV)ってなに?

そう、そもそもこれなんぞやって感じな人もいるはず。

日本で言えば、履歴書みたいな感じです。

履歴書にも2種類あって、どちらも提出が必要な会社が一般的だと思います。

ひとつは、カバーレター(Cover letter)(別名Motivation letterというところもあった)。

応募する企業へのラブレターみたいなやつです。なんでその企業に入りたいのか、自分の何が活かせるのかみたいなことを書きます。

もうひとつは、レジュメ(Resume)(CVとも。ただ厳密にいうとCVとレジュメは違うらしいんですが、わたしが応募したところはほぼ同意義で使ってたような)。

レジュメはカバーレターに比べると日本の履歴書に近いです。自分はこういうことしてきましたということを書きます。

具体例を見ましょう。

カバーレターの具体例

「coverletter sample」とか「coverletter template」でググってみると、たくさん例が出てきます。

上記の例は、KICKRESUMEというサイトからです。

例を見ると、なんとなくアイディアがわかるかと。

なんでその企業のそのポジションに就きたいのか、自分がどう貢献できるかを書くといいと思います。

 

レジュメ/CVの具体例

レジュメの方がまだ書きやすいんじゃなイカと。

やってきたことを簡潔に時系列で書きます。ただし、応募するポジションと全く関係のないことは書かないでいいです。

やたらと長いレジュメは良くないと言っているサイトも多いです。1ページに収まるのが理想かと。

Novoresumeが、テスラのCEOがレジュメを書いたら…というシミュレーションをしてましたが、彼みたいな経験豊富な人でさえ、1ページのCVに収められるので、普通の人たちも1ページで収まるべきかと。

例えば、自分の例でいうと、今の会社に応募するとき、パン屋さんやスーパーでバイトしていた経歴は書きませんでした。それは、アルバイトだったから書かないんじゃなくて、応募する職種とあまり関係がないと思ったからです。でもこれが海外のUNIQLO店舗の店員(結構、こういう募集ヨーロッパで見かけます。特にフランス)として応募するのであれば、そういった接客経験は重視されるはずなので、その場合は書きます。

逆に、自分のレジュメでは、大学のサークル活動じみたものも含めました。その時やっていたことが応募した職種と近いことだったからです。

繰り返しになりますが、レジュメは全ての履歴を書くのではなく、応募する職種に関係のある履歴をピックアップして書くといいです。

カバーレターもレジュメも0から自分で作るの大変?CV・カバーレターが作れるサイトたち

自分でWordファイルで書いたり、サイトからレジュメ・カバーレターのテンプレートダウンロードしたりしてました。

でも、せっかくたくさんサイトがあるから、サイトを使うのもいいかもしれません。ただ私もいろんなサイト試したんですが、これが良い!とは言えないんですよね。なんか一長一短があるというか…。

  1. Novoresume

ここはデザインが綺麗です!ただ、一部の項目を変えようとしても変えられなかったり、融通がきかないところがあったりします。

Novoresumeの創設ストーリーにも共感できたり、レジュメ・カバーレターサイトの中では一番好きです。

創設のきっかけは、周りの友人たちが「ちゃんとした勤務経験があるのに、それをどう履歴書に書いたらいいかわからない」という共通の問題を抱えてるのを見て、簡単にeye-catchingなCV・カバーレターを作れるようにと始めたプロジェクトらしいです。しかも、これ大学内でのプロジェクトっていうからびっくりです。

novoresume.com

 

 2. PerfectResume

最終的に今の会社に応募した時に使ったレジュメサイトどこだろう?って探してたら、Novoresumeではなく、ここでした。

でも、正直そんなにおすすめじゃないです。初回ダウンロードにお金かかったり、なのにデザインはまあ普通だったり…。

あと、契約解除をし忘れると、そのままお金が引き落とされ続けるらしいので、気を付けてください。わたしは契約解除したんですが、ネットで見ると結構「解除すんの忘れたああああ」っていう声がアメリカで散見されます。

 

3. Jobbatical Blog

Jobbaticalはレジュメ製作サイトではないのですが、レジュメやカバーレターを書く上でのアドバイスがブログ記事になっていたりするので、それを読んで参考にしたりしてました。

jobbatical.com

 

 

他にも色んなサイトを使ってたんですが、今記憶に残ってるのは上の3つくらいです。でも正直、どのサイトでもいいと思います。

まず1回書いてみることが大事かと。

で、書いてみたら、大学に通ってるなら大学の英語ネイティブスピーカーの先生に添削してもらったりしてもいいかもしれません。もしくは、留学生の友達がいたらその人に見てもらうとか。

ネットで、Cover letter sample、Resume sample、CV sampleってググると、鬼のようにサンプルやテンプレートが出てくるので、それらを見て、なんとなく感じを掴むのもいいと思います。

 

実際にレジュメ・カバーレターを書く上で気を付けたこと

1. 会社のノリに合わせる

これは特にカバーレターで気を付けたことですね。

わたしが応募した会社はほとんど全てエストニアのスタートアップだったので、「あまりお堅い感じの文章じゃないようにしよう、カジュアル目にしよう」と気を付けてました。

例えば、アメリカのサイトのサンプルとかには、カバーレターの書き出しが、「To whom it may concern」とかだったりするのですが、エストニアで実際に出したカバーレターは、「Hi team,」とか「Hello team,」とかにしました。

あと、今の会社に応募するときは特にカジュアルにしました。すでにこの会社で働いてる人にタリンで会ったことがあって、アドバイスを貰ったら、「カジュアルなほうがいい」って言われたので、会社のカルチャーに合わせるのは重要だと思います。

逆に、伝統的な企業に応募する場合は、丁寧な英語にしたほうがいいのかもしれません。

 

2. 凡ミスがないかチェックする

これは、わたしが昔やったことがあるんですが、「Hi 〇〇 team」に、全然別の会社の名前入れたまま、メール送っちゃったことがあって。まあもちろん受からなかったですが。(それが理由でかは知らないですが)

いろんな会社に同時に応募してると、訳が分からなくなって凡ミスが発生しがちなので、その送信ボタンを押す前に、何回かチェックするといいです。文法とかもあとから見たらめっちゃ間違えてた!とかありました。

 

3. 情報を詰め込みすぎない

いろんなことをCVやカバーレターに詰め込みたくなるんですが、厳選したほうがいいと思います。読む側のことを考えた上で、職種に関係あること・(できれば)数字で表せる業績を書くといいかと。

わたしは最初、留学センターでバイトしてたこととかもレジュメに入れようとしてたんですが(理由:それが一番長く続いたバイトだったから)、「よく考えたら全然応募する職種に関係ないな、、、?」と思ってやめました。

どんなに考えても職種に関係ある履歴がなければ、含めてもいいと思うんですが、レジュメが1ページに収まらない・長くなりすぎるという場合は、関係のないものは削っていいと思います。上にも出しましたが、あのElon Muskの業績でさえ(やろうと思えば)1ページに収まるので。。。

ただ、わたしはどうしても1ページに収まらず、1ページ半くらいになりました(え)。Elon Musk以上の業績はないんですけどね。

それでも最初は2ページマックスくらいまで埋まってたので、色々削って1ページ半にしました。

読みやすさも重要だと思うので、無理やり1ページに収めようとしてめっちゃ行間ちっちゃくする!!!!とかはやめた方がいいかもしれません。加減が大事ですね。。。

 

調べて、とりあえず書く

レジュメ・カバーレター、少し参考になっていたら嬉しいです。

全てに言えることかもしれないですが、自分でネットで色々検索する・とりあえずやってみる(この場合は書いてみる)といいと思います。

検索して、自分で書いてを繰り返してるうちに、なんとなくコツが掴めてきたりするかと。英語の文法とかスペルミスが気になる人は、他の人に見てもらうのもいいかも。

アメリカのサイトですら「人に見てもらえ」って書いてあったりするので、ネイティブスピーカーがやってるなら、私たち非ネイティブはさらにやった方がいいですよねと思います。

 

レジュメ・カバーレターを書いてそれが通ったら、面接が待ってますね。面接に関しては、ますますわたしの中で答えが無いんですが、またそれについても書けたらいいなと思ってます。面接に関しては、How to prepare for a job interviewとかでめっちゃググってました。

結局、全編通して、ググれっていうアドバイスになっちゃってますね。ただググるの大事ですね。

 

ブログの締め方がわかりません。まぇいてや〜(エストニア語で「わからない」。わたしが言えるエストニア語5つくらいのうちの1つです。老若男女みんなが言いまくってるから覚えました)

では、Nägemist!🌟

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