エストニア再独立記念日おめでとう〜!29年前の今日(1991年の8月20日)にソ連から独立したんですね。たった29年前のことなんだねえ(しみじみ)。
そんな訳で今日は祝日なので、会社も休み!夏休みを少し取っていたので、その感想文を書こうと思います。夏休みの感想文って懐かしい。エストニアでは夏休みは宿題一切出ないらしいけど……。
(この記事は2020年8月20日頃に完成していたのですが、途中でデータが消え、ほぼ7ヶ月経ったいままた途中から書いています。途中から適当になってたら、『ここら辺から今書いたのかな?』と想像してください。)
いつでもギリギリの有給申請⭐️
まず、有給申請のところから書きます。夏休みの大前提として、有給取らないと始まらないからね!
私の会社は、チームによって有給の取り方が違うのですが(シフトがあるチームは一年の最初に有給を一気に申請する)、私のチームはあまりルールらしきものがありません。
なので、私のなんでもギリギリまで決められない優柔不断な性格も相まって、有給取るその日に、有給申請することもあるくらい、私の有給申請はいつも直前です。
今回は、有給取る1日前に、8日分の夏休みを申請しました。そしたら、チームリードから、「もう少し有給を伸ばして、2週間とるようにしたらどうか?」と提案されたのですが、(エストニアでは28日の有給のうち、1回は2週間連続で有給を取らないといけないというルールがある)まだ冬頃に日本に帰る希望を持ち続けているので、「いや2週間の有給は冬に取る…」と言い残して、Slackを閉じました。
そんな風にして、いつも通りギリギリですが、8日間(土日入れたら12日間)の夏休みが始まりました🌻
期待値0のViljandi(ヴィリヤンディ)に行く。
当日に電車のチケット買って、ホステル一泊だけ予約して、パジャマとか電動歯ブラシとか最低限のものだけ入れたリュックを背負って、電車で2時間半かけてヴィリヤンディというエストニア南部の町に行きました。
何も期待していなかったおかげか、ヴィリヤンディという町自体のポテンシャルが高いのか、わかりませんが、想像以上に好きになりました。
タリンよりもずっと小さくて静かで、ちょっとジブリの映画とかの舞台になりそうな、湖と丘に囲まれた町。
1日目は天気が良かったおかげもあってか、1人でヴィリヤンディの町をぐるぐる散策するだけでも十分楽しめました。
が、なんとなくノリで2日目も宿を予約したら、今度は逆に時間が余って、しかも天気も悪いし、「うーむ」となってしまいました。なんでそもそも1人でヴィリヤンディにいるんだろう…?と思ったりもして。
Viljandiに住む相互フォロワーの方と会う
「そういえば、TwitterでViljandiに住んでいると書いていた相互フォローの人がいたな」と思いつきました。
しかし、問題は私の携帯です。
オーストラリア留学時代に買ったサムスンの古の携帯。
古すぎて、ダウンロードできないアプリが続出するくらいのヴィンテージです。
昔は漢字やカタカナ、日本語の句読点も打てていたのですが、いつからかひらがなかアルファベットしか打てなくなっていました。
その結果、送ったTwitterのDMはこんな感じに(一部変えています)
「いまViljandiにきているのですが、もしよかったらおあいできないかなとおもい めちゃくちゃとつぜんですがれんらくしました..! (けいたいこわれててひらがなしかうてず)」
「すべてがとつぜんdeもうしわけないです」
「*で」
こんなひらがなだらけのDMに返信なんて来ないだろう、、、と思っていたら、なんと即レス。
トントン拍子で、このDMの30分後には会っていました。
Viljandiを歩いたり、ケーキ食べたり、就職/転職の話したり…
カフェでケーキと紅茶を頼みました。
タリンと同じくらい物価は高いのに驚く。普通地方なら安いんじゃないかと思うんですが、どうやらViljandiはエストニア人たちが避暑地的な感じで来たりしてそこそこ観光客もいるので、挑戦的な価格設定らしいです。ジモティは大変そうだな…。(ジモティって死語ですかね)
初めて会ったのですが、色々と話しました。その方が昔働いていたエストニアの会社が、偶然私が内定をもらってた会社でもあったりなど、エストニアが小さいからこそ、共通の話題は割と出てきますね。。。共通の知り合いも多いし。
最終的に夕ご飯(ピザ)まで一緒に付き合ってもらって、楽しかったです。
その次の週くらいに、今度はその人がタリンに来たのでまた会い、今度はタピオカミルクティーや海鮮丼などを食べました。
Viljandiはなんの期待もせず行きましたが、色々予想外なことが重なり、結果として良い夏休みになりました。
そしてタリンで、また労働人生の始まりよアンタ達!!!!!!!!!!!!(©️アレン様)
<完>
…….
<と見せかけておまけ?>
Viljandiで一番おすすめなのは、このKondase Keskusという小さな美術館。
Paul Kondasというエストニアの画家の作品と、その作品にインスパイアされた最近の作品が混在してたのが楽しかった。
写真変えた🍓
夏に行ったエストニアのViljandiには苺系アートがいろいろあって、Paul Kondasていう画家の有名な作品「Strawberry Eaters」に由来してるらしい。Kondas Centreで見れる。
Viljandiには計8個苺像が置いてあるんだって。(わたしは1個しか見なかったけど)https://t.co/ClLzaE0rOW pic.twitter.com/rX9sTzMINg
— ゆ🥬エストニアで働く (@EstonianMania) November 30, 2020
この新しい作品は、Kairoさんというタルトゥのストリートアーティストが作ったらしい。そして作品名が、、、
「Treatment of Strawberry Mania」
このブログの名前がEstonian Maniaなので、Mania繋がりでちょっと嬉しい。