Moi!
遅く起きた日曜日に思い立ってヘルシンキ行きのフェリーチケットを買ってしまいました。
当日だったので、評価の良いホテルとかは埋まっていて、個人が貸し出している(でもAirbnbではない)ヘルシンキのアパートを借りました。54㎡という広さに惹かれて…。
オーナーはロシア人の人で、エストニアで普段周りにロシア語話者がたくさんいる身としては、謎の親近感わきました。向こうはわいてないだろうけどw
3度目のヘルシンキ
実は3度目なのですが、ヘルシンキは何もわかりません。前々回、前回も1泊ずつしかしていないんですよね。今回は初の2泊です(でも2泊)。
Twitterでヘルシンキのおすすめを教えてもらったりしました。最高Kiitos。
今後ヘルシンキに行くかもしれないって人は、是非見てみてください!フィンランド在住のえりなさんがかなりたくさんのおすすめを書いてくださっています。
同じタリン在住の栞さんもありがとうございます!
もし、ヘルシンキでおすすめだぞっていう場所あれば教えてください〜🔥
そこから働ける場所(カフェとか)も探し中。ヘルシンキかれこれ3度目なのに毎回短すぎてなにも知らない…
— ゆ🥦 (@EstonianMania) October 24, 2021
タリンとほとんど値段が変わらない!嬉しいやら悲しいやら…
おすすめしてもらったレストランで、Haru SushiとNoodle Masterに行ってきました。超アジアinHEL。
特にNoodle Masterの坦々麺は、『タリンにこれが来たら通う…!』と思うくらい、めちゃめちゃちゃんとした中国の坦々麺でした。水だけでなくお茶やコーヒーが無料なのも嬉しいです。
で、問題は値段なんですよ。
ヘルシンキなんて物価が高いイメージあるじゃないですか。以下私がヘルシンキで食べたものたちです⇩
- 坦々麺(ランチ)=13.90ユーロ
- 寿司ビュッフェ(ランチ)=12.90ユーロ
- ビーガンタイ料理(夕飯)=12.90ユーロ
ねえ、安い。
これが安いと感じるようになるなんて、私の物価感覚は変わってしまいましたよ…(主にタリンによって)。
タリンとそんなに変わらないんです。
タリンでNew Thaiという美味しいタイ料理屋さんがあるんですが、そこのメニューは大体9-13ユーロくらい。
中華もHan’sというところがあるんですが、そこは9-15ユーロくらいかな。
お寿司はタリンでは食べないので比較できませんが、とにかく外食の値段がそんなに変わらない!!!
(追記:もちろん学食とかカフェとか安いところもありますが!特にスープは安いinエストニア)
これは、かなり衝撃でしたよ。
だって、お給料は全然違う(はずな)んですもん。
エストニアの平均給料は、 €1,538(2021年データ)。中央値をとったら、 €1,100(2019年データ)です。
一方フィンランドの平均給料は、€3,632(2021年データ)。中央値は、€3,217(2020年)だそうです。
ここから税金も引かれるでしょうが、単純計算したらフィンランドの平均給料はエストニアの2.36倍です。嘘でしょ…。自分で計算しといて自分で驚いてます。
なのに、外食の値段はたった数ユーロ、ヘルシンキの方が高いか、もしくは同じですよ。
おかちい!!!!
興奮してしまいましたが、これはヘルシンキが安いというより、タリンが高いんですよねたぶん。薄々高いな〜とは思っていたけど、ヘルシンキに来て確信に…。
エストニアは人口が少ないから、単価設定を高くしないと商売にならないんでしょうね。
エストニアの人口は130万人ですが、フィンランドの人口は553万人です。約4倍。
Noodle MasterやHaru Sushiもお昼時はひっきりなしに人が来てましたよ。
あとお店の数自体もヘルシンキの方が多いから、価格競争も存在しそうです。
旅に出たら気づくこともある…ってコレ?!
今回のプチ旅行、全く計画もなしで、2時間フェリーに乗っている間、途中から「何しにわざわざヘルシンキに行くんだろう…….」と思っていたのですが、そんな私に対して、家族や友達は、「普段と違う場所に行くと視点が変わって気づくこともあるよ!」とポジティブな意見をくれました。
気づいたこと、タリン(エストニア)の物価の高さでした。
なんだかエストニアの愚痴みたいになってしまいましたが、タリンはタリンで好きです。
あのコンパクトさ・でも意外と楽しい、はタリンならではだと思うので。あと、家賃は流石にタリンの方が安いだろうし…これは調べてないのでわかりませんが。
いやあ、でも、他のヨーロッパ都市ももしかしてタリンと比べたらそんなに物価変わらないんじゃないか?という疑惑も出てきて、今度他の場所に旅行する楽しみが増えた気がします。
その他タリンとヘルシンキで違うな・同じだなと思ったこと
タリンよりマスクしてる
もちろんしてない人もいますが、タリンでバスで70%の人がしてるとしたら、ヘルシンキは90%の人がしてる印象でした。
フィンランドのコロナの感染者数が少ないのは、もしかしてマスクのおかげもあるのでしょうか?
過去7日平均の新規感染者数(10月25日時点。JHU CSSE COVID-19 Data):
- エストニア(人口130万人):1,426人
- フィンランド(人口553万人):526人
あと、本屋さんなどお店の中も基本的にマスクしてる人が多かったです。
でも、店内で食べるときにワクチンパス見せることは無かったです。タリンでは多くの店で最近は必須です。(守っていないところもそりゃありますが)
道の広さ
あと、タリンとヘルシンキで違うと思ったのは、道の広さです。ヘルシンキの道路、なんか妙に広くないですか?タリンが狭いってわけじゃないと思うんですが、興味深いです。
無印良品ある
ショッピングセンターで、MUJIというサインを見て、慌てて駆け上りましたよ。
靴下が無かったので、靴下買いました。3個で€7.95のセールをしてたので、3個。靴下の値段もタリンと変わりませんね…。
言葉
これは、違うなと思ったことではなく、似てる!と思ったことです。
エストニア語とフィンランド語やっぱりすごい似てる。けど全然違うのは違う。(まずkiitosとaitähとか、moiとtereとか)
でもエストニア語ちょっと知ってたおかげで、わかる…わかるぞ…!ってのもある。lõunaとlounasとか。vesi(水)、いいえ(ei)は同じだ。
— ゆ🥦 (@EstonianMania) October 25, 2021
Noodle Masterで隣の席の人たちがフィンランド語を話しているのか、エストニア語を話しているのかじっくり聞かないとわからないくらい、似ているように聞こえます。(最終的に、フィンランド語だとわかりましたが)
昔エストニア人のフラットメイトがフィンランド語の授業を取っていたのですが、「初回から完全にフィンランド語オンリーだけど、内容は理解できる〜」と言っていたのを思い出しました。
日本で言うなら、東京弁と大阪弁くらいの違いなのでは?と勝手に想像しています。勝手な想像なので、違うかもしれませんが…。
「エストニア語なんて130万人しか喋っていない言語やってどうするの〜」なんて言われることもありますが、フィランド語とかなり近いとなると(憶測)、+553万人です。
まあ言語を話者人口で測るのは粋じゃないかもしれませんね。
そしてエストニア語も「できる」と言うには程遠いレベルです。今期始めたばっかりだし、今日のクラスもヘルシンキにいるから出席できなかったし。
ちなみに今これはヘルシンキの中央図書館Oodiから書いています。
公立図書館として世界一にも選ばれたらしいですが、それも納得の豪華さです。
エストニアの国立図書館(古くて好き)とは正反対の、新しさ全開!な図書館ですね。
写真は撮りませんでしたが、3Dプリンターやミシン、音楽スタジオ?までありました。22時まで開いてるのも良いですね〜。タリンの図書館は閉まるの早いから…。
では、ここら辺で終わりたいと思います。あとまだ2時間くらいヘルシンキで時間があるので、えりなさんがおすすめしてくれたお茶の店か韓国料理屋さんにでも行こうかな。
Moi moi!