こんにちは。タイトル通り、今日、新型コロナワクチンの1回目接種を終えてきました。
エストニアでのワクチン接種の流れ
- エストニアの患者ポータルから新型コロナワクチン接種の予約
- ワクチンの種類(ファイザー、モデルナ、ジョンソンエンドジョンソンから選べる)日時・場所を選ぶ
- ちなみにこの患者ポータルは、コロナワクチンの為だけではなく、普段からいろいろな医療の為に使える
- 予約完了しても、特にメールなどは来ない
- ワクチン接種日の数日前に、SMSで場所・日時のリマインダーが届く
- ワクチン接種当日
- 会場に行く
- 案内所みたいなところに通され、第2回目の接種日時について確認される(自動的に1回目の6週間後に予約されている)
- 9個くらいある注射ブースの1つに通される
- 副作用などに関する注意事項が英語で書かれた紙を読む
- 注射打つ
- アナフィラキシー反応が出ないか見るために、15分間会場でぼーっと待つ。水とお菓子を自由に食べれる
- 何も無ければ、出て行く
…という感じでした。
注射が痛くないか少し怖かったのですが、「本当に今打った?」と疑うくらい、痛くなかったです。
『ブラジルだかどこかで、空の注射器をコロナワクチンだと偽って打ったみたいな事件があったよな……』とぼーっと思い出すくらい、拍子抜けの痛くなささでした。なささ?
このワクチン接種の流れで一番苦労したのは、予約時でしょうか。5月17日の予約開始直後は、予約合戦に負けて、というか、早々に諦めたので、すぐには予約できませんでした。
サイトにアクセスできるまでの待ち時間、待ってる人の人数とか出てくるの、コンサートのチケット取るときを彷彿とした🐒💭 pic.twitter.com/joRVR2icCX
— ゆ🥦 (@EstonianMania) May 16, 2021
しばらくしてから、同僚に、『エストニア全国でコロナワクチンが追加されたから、土曜日の朝9時からまたかなり予約スロットあくらしい』と聞き、久しぶりに早起きして、予約できました。
明日早起きしよう(9時)って友達と誓った。今月、9時前に起きたことないけど。
(できるかな)
— ゆ🥦 (@EstonianMania) May 21, 2021
(↑この早起きの話は、コロナワクチン予約の為でした。ちなみに、後から聞いたら、私にこれを教えれくれた同僚/友達自身は、朝起きれず、予約できなかったらしいです…)
自分は意外と遅い方だった?エストニアの新型コロナワクチン接種状況
5月24日時点で、エストニアでは人口の40.3%が少なくとも1回のワクチン接種を終えていたそうです。この記事を見たときに、自分が意外と出遅れていたことにびっくりしました。
確かに、コロナワクチンが正式に予約開始する前から、病院に直接連絡したりして、ワクチン接種していた同僚もいたので(当時、高齢者向けのワクチン接種のみ開始していたが、ワクチンが余ることがあったので、年齢対象外の人にも希望者には打っていたらしい)、素早い人は意外と多かったのかもしれません。
ちなみに、この同僚は早くもすでに2回目の接種も終わっています。早。
ヨーロッパのワクチン接種状況。進んでいるのは、意外な国?
eurnonewsによると、5月28日時点でヨーロッパで最もワクチン接種が進んでいる国は、マルタだそうです。次に、イギリス、ハンガリーと続きます。
(2回のワクチン接種が済んでいる人の割合)
マルタは人口が少ないし、イギリスがワクチン接種が早いのは「そりゃそう」という感じかもしれませんが、次にハンガリーがワクチン接種が進んでいるのが意外な結果ではないでしょうか。
確かに、ハンガリーにいる同僚たちは、すでに2回目を受けている人も3、4人いたり、「ワクチン接種している人だけジムに通えることもある」と言っている人もいました。
ハンガリー政府自体にはあんまり良いイメージがないのですが(非白人移民にオープンに差別的な印象)、ワクチン接種に関しては頑張っていたのでしょうか。住んでいるわけではないので、なんとも言えませんが。
ハンガリーの次に、セルビアが来ているのも意外と言えば意外でした。セルビアに至っては、ハンガリー以上にわからないので(ハンガリーは一応同僚が多い)、何も言えませんが。
ちなみに、エストニアは2回のワクチン接種が済んでいる人口の割合は、16.9%だそうです。
同じeuronewsのページに、ヨーロッパの各国で、「誰が最初にワクチンを接種した?」という項目があるのですが、多くの国が医療従事者または高齢者なのに対して、「政治家」という国が数カ国あったのが興味深かったです。ブルガリア、チェコ、セルビア、トルコ。
ワクチン接種1回目の副作用は?&副作用が出た場合に使える、会社の休み制度
ワクチンを打ってから6時間ほど経っているのですが、今のところ副作用的なものはありません。
というか、昨日電動スクーターから落ちて怪我した脚と手の方がよっぽど痛くて、相対的になのか、腕の注射部分の痛みもあまり感じません。
Tuulの電子スクーター乗ってたら、転倒して、少し怪我した。車も人もいなかったから、大事にはならなかったけど。
みなさんもお気をつけを…。私はしばらく徒歩にしよう。久しぶりにびっくりした。— ゆ🥦 (@EstonianMania) May 30, 2021
もしワクチンの副作用が出て、会社を休まないといけないとなったら、給料が出ない病欠(sick-leave)ではなく、Health dayまたはCompassionate leaveというのが私の会社では使えます。
Health dayはもともと年に3回まで、医者の診断なくなんとなく気分が悪い日に休める&給料もそのまま出る日なのですが、Compassionate leaveはこのコロナによってできた特別な休みで、コロナ関係で親戚の見舞いに行かないといけないなどの急用の時に使える休みです。これも給料は出ます。
副作用が出たら、Health dayを使うことを推奨されていますが、年3回しか使えないので、もしすでにHealth dayを使い終えてしまっていたら、Compassionate leaveを代わりに使ってとのことでした。
思えば、日本の両親よりも先に、ワクチン接種できてしまいました…。
別に悪いことではないんですけど、なんか不思議というか、それでいいのか、というか。
月並みですが、ワクチン接種会場の医療従事者・ボランティアの方々に感謝です。また次回もよろしくお願いしますという気持ち。(2回目も1回目と原則同じ場所で行われる)