今日のエストニア語

kringel エストニアで生きてる日記

Terevist!

初めてのエストニア語:初回クラスは火災報知器をもらう

8月半ばからエストニア語の授業を取り始めました。A1レベル。

エストニアに住んではや4年目…初めてのエストニア語授業です。

Settle in Estoniaというプログラムによって行われている授業なので、テキストも何から何まで無料です。

むしろ、最初の授業ではプレゼントも貰いました。ノートとかトートバッグ、IDカードリーダー、あとはなぜか火災報知器。

週に2回、1回2時間半のクラスです。朝早く起きるために、あえて朝の授業を取っています。

クラスは15人くらいで、半分はロシア、ウクライナ、ベラルーシ出身の人です。先生はエストニア人。

授業は基本的にエストニア語です。エストニア語でエストニア語を教えるっていうスタイル

でも、いかんせんA1レベルなので、難しい指示は英語で先生が説明するときもあります。そうすると、誰かしらがロシア語でまた説明し直したりしてます。

英語・エストニア語・ロシア語が飛び交うクラスです。

あと半分の生徒の出身国は、オランダ、ポーランド、ベネズエラ、コスタリカ、パキスタン、日本て感じ。

誰か忘れてたらごめんよ…。

ワクチン接種者オンリー

最初はもっと人数がいたのですが、途中からワクチン接種完了している人のみしかオフラインでは参加できないというルールになったので、人数減りました。

でも、すぐにワクチンをまだ打ってない人に対してはオンライン授業を設けたみたいです。

去年はずっとオンライン授業だったようなので、先生も「オンラインでもばっちり!もう慣れてるから」と言ってました。

私はワクチン接種終わってるので、クラスに通い続けています。クラスで、マスクもしてます。私以外にしてる人、1人しかいないけど。

というか、最初は、私もしてませんでした。「どうせ誰もしてないだろう…マスクしたら浮くだろう…」と思ってたので。

そしたら、嬉しいびっくりなことに、クラスメイトで1人、マスクをしてる人がいたので、みんな(ふたり)でやれば怖くない!という感じで、私もマスクを付け始めました

コロナを怖がらないのは、もうかかり済だから…?

会社もこうだったらいいんですけどね…。いやもしかしたらいるのかもしれないですが。最近は全く会社に行ってないので、わかりません。ただ、チームのミーティングを見る限り、誰もしてません。

なんでマスクしないんだろう?なんでコロナ怖くないんだろう?ってよく思うんですが、もしかしたらもうすでにかかったことがあるからかもしれません。

チーム内で、知ってるだけでもすでに3、4人はコロナかかってたはずなので。

エストニアのコロナ感染率がヨーロッパ一位だった時にかかっていた人が多かったです。

今日はバースデーボーイがいました🎂

そんな訳で、ほぼ会社に行かない日々なので、人と会う機会・喋る機会がどーんと減っています。

内向的なタイプなので(extrovert/introvertの意味で)、それがほっとするところもあれば、やっぱり寂しく感じることもあります。

そんな中で、週2回のエストニア語の授業は、人と会う数少ない機会で、最近の癒しと言ってもいいかもしれないです。

ちょうど今日は、誕生日だったクラスメイトがいて、彼と彼のパートナーがKringelをクラスに持ってきてくれました。

kringel

イメージ図です。Kringelを祝い事に持ってくる人多いです。

(もう結構当たり前になりましたが、エストニアでは誕生日の人が何か持ってくる慣習です。多分エストニア以外の国でもそういうところが多いのかなと思いますが。)

この誕生日だったクラスメイトは、アニメ・漫画が好き(だった)らしく、日本語も少しわかります。

Kringelを貰いがてら、Palju õnne!(おめでとう)と話しかけたら、「誕生日おめでとう?」と日本語が返ってきました

日本に2ヶ月もいたクラスメイトの意外な経歴

どこでKringel買ったの?など話していると、今度は別のクラスメイトも話に参加。以前、日本に行ったことがあると言っていた人です。

話の流れで、「そういえば日本に行ったことあるんだよね?」と聞いたら、「東京に2ヶ月いたよ!」と。

2ヶ月ってなんであんたまたそんなに長く…と思う一方、もしやモデ…

まで頭が回ったところで、

「モデルだったんだ〜」と。

エストニアで知り合った人で、日本に行ったことある人のうち、今のところ、計4人がモデルの仕事で行ってたという統計になっています(それって統計って言うの?)

やっぱりモデルの人はたくさん海外を飛び回るんですね。

まあこういうたわいも無い会話で、癒されています。逆に言うと、そのくらい人と対面で会話する機会がレアなので。

ウクライナ語とポーランド語とロシア語とベラルーシ語と…

帰りに、先生が「ウクライナ語でありがとうってなんて言うの?」とウクライナ人のバースデーボーイに聞いていて、 「Дякуюだよ」と教えたりしていました。

それ聞いてたら、キエフに1ヶ月いた記憶が少し蘇ったりしました。

キエフでは最近ウクライナ語が復権しているとは言え、それでもまだまだロシア語が話されてる雰囲気で、私がДякуюと言ったら、Спасибо(スパシーバ/ロシア語)が返ってきたりした思い出があります。

ウクライナの西部の方がもっとウクライナ語話してるイメージです。

まあそれは置いといて、ありがとう=Дякую(私には、ダクユと聞こえる)と知ったエストニア語の先生が、「え!ロシア語と全然違うんだね」と。

そうすると、バースデーボーイのパートナーが、「ウクライナ語はやわらかい音が多くて、ロシア語の方がharshなアクセント」だと言ってました。

そこに、今度はポーランド人のクラスメイトも加わり、「ポーランド語にも似てるよね」

ウクライナ人カップルは頷き、「そうウクライナ語に一番近いのはポーランド語じゃないのかな」と。

ウクライナ人のクラスメートは、エストニアで商品の説明がわからないときは、ポーランド語が無いか探すそうです。

私は、ウクライナ語も、ロシア語も、ポーランド語もわからないので、何も言えませんが、へえ!と先生と共に内心驚きました。

なんとなくですが、やっぱりウクライナ語とロシア語がほぼ同じ感じで、ポーランド語はまた別物かと思っていたので。

でも確かに、ベラルーシ人の友達が、ベラルーシ語、ロシア語の他に、ポーランド語もなんとなくわかると言っていた記憶があります。

となると、それぞれの言語(ベラルーシ語・ロシア語・ウクライナ語・ポーランド語)どれがどれだけ似ているのかも気になってくるところです。

中国=日本、日本=中国、アジア=一緒!と思ってしまう人の頭の中

クラスの中に、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアのクラスメイトがいると書きましたが、誰がそれぞれどの国出身なのか今だにごっちゃになります。

ウクライナ人カップルと話していたのに(日本人はビザ無くて旅行できる国が多いねという話をしていた)、「でもロシアにはビザ無しでは行けないよ〜」と、まるで彼らがロシア出身かのように話しちゃったりとか…。すぐに訂正しましたが。

そこの区別がなかなか覚えられない自分に気づいて、「もしかしたら中国と日本と韓国、東アジアをまるで一つの国かのように話す外国人の人ってこういう気持ちなのかも?」と思いました。

郵便局で、「日本まででお願いします」って言ってるのに、「中国までだっけ?」と聞き返されたりとか。(本当に悪気なく間違えてる感じだった)

まあ、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアのクラスメイトたちはお互いの言語を理解しあっている(一緒に話すときはロシア語で話している)ので、そういうところは中国、韓国、日本とはかなり違いますが。

ただ、なかなか区別がつかない気持ちというか感覚は少しわかるかな、と初めて思いました。

以前は、いやいや地理やったことある?と思ったりしましたが、今はもうちょっと共感できるかもしれません。

かと言って、間違えてもOK!って訳じゃないので、自分は覚えられるようにします。

単数形だけでも3つの変化があるエストニア語。概念クッキー🍪

エストニア語の先生も、「this doesn’t make sense」と言っていましたが、エストニア語は単数形でも3つのフォームがあります。今日習いましたほやほや。

例えば、クッキーなら、第1形:küpsis、第2形:küpsise、第3形:küpsistという感じで。

私はクッキーが好きです。と言うときは、第1形:küpsisを使います。

Mulle maitseb küpsis.

私はクッキー味のアイスクリームが好きです。と言うときは、第2形:küpsiseを使います。

Mulle maitseb küpsisejäätis.

2枚のクッキーや2キロのクッキーは、第3形:küpsistを使います。

kaks küpsist

kaks kilo küpsist

クッキーが目の前に並んでいて、クッキー(概念)を指すときは、第2形にdを足すそうです。

küpsised (これは例文と一緒に習ってないので、例文出せません)

🍪

 

エストニアのレストランのメニューでやたら長っ!って思うのは、そういうことだったんですね。

例えば、トマトとキノコと鶏肉のスープなら、

Tomati-seene-lihasuppとなります。

Tomatiはtomatの、seeneはseenの、lihaはlihaの第2形です。suppは第1形。

形容詞っぽく使えるのは、単数第2形なのかな、という感じで覚えてます。

エストニア語を既に知っている人は違うよ!とツッコミがあるかもしれませんが…。その場合は、教えてください🐰

 

 

ではだらだらと書いた末に、今日のエストニア語の復習を始めてしまいましたが、そろそろ終わりにします。

Nägemist🌈

 

ちなみに、バースデーボーイの元ネタは、NCT Dreamのジェノさんが誕生日だった時に、同じグループのメンバー・マークさんがジェノさんにつけたあだ名Birthday boy(뻘떼 보이)から来ています🎂

ここまで読んでくれた人、さすがです。Suur aitäh🍪

 

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