こんにちは。最近暇さえあれば賃貸アパートのウェブサイトを見たり、アパートの内見に行っている私です。
不動産屋さんに内見に連れて行ってもらうと、部屋を見るのなんて10分足らずで終わっちゃうんですが、その間にけっこう不動産屋さんと話しています。
私から話しかけることもあれば、向こうからけっこう話してくることもあります。平均的なエストニア人に比べて、不動産エージェントの人は外向的な性格の人が多いのかなあなんて感じます。(日本でもなんか、不動産屋さんてそういうイメージありませんか?)
そんなわけで、アパートは全然見つかってないんですが、今まで不動産屋さんと話したことを無駄にしたくないので、ブログ記事にしようと思って書いています。
1. 「コロナ直撃した3月、4月はアパートが過剰供給、人がいない状態」
「一番コロナで大変だった時期はいつですか?」と聞くと、複数の不動産屋さんが「3月と4月」と答えていました。
「Airbnbだったアパートが、賃貸アパートになったりして、貸し出せるアパート自体は増えた」
「コロナによって失職した人がタリンからエストニアの田舎の実家に帰って行ったりして、そういうアパートも余っていた」
「でも、新しく来る人はいないから、アパートが余っている状態だった」
とのこと。
多分、この時に新しくアパートを探していた猛者が、一番得をしているのではないでしょうか…..。私も、アパート探したいなとは思っていたんですが、流石にコロナが流行っている時期に不動産屋さんに会ったり、内見に行ったりしたくなくて、何もしなかったです。
2. 「5月の緊急事態宣言が解除されて以降、割と元どおり」
閑古鳥が鳴いた3月、4月を乗り越えて5月半ばに緊急事態宣言が解除された後は、1人の不動産屋さん曰く「その翌日からパッと戻り始めた」そうです。
タリンの不動産屋さんの話👩🏫 : 5月18日に緊急事態宣言が解除された途端、アパート探してるっていう連絡が急増した。今は通常通りの忙しさ。4月が一番何もなかった。8月は学生が来るからさらにアパート探し難しくなる。時間があるなら10月まで待つと良いかも。
— ゆ🥬エストニアで働く (@EstonianMania) July 7, 2020
他の不動産屋さんも、「5月以降は結構今まで通りになった感じ〜」と言っていました。
3. が、コロナで結構値下げしている
と言いつつも、今まで見に行ったアパートは値下げしているところが2軒ありました。
最近見たアパート2軒は、460ユーロから380ユーロに、525ユーロから475ユーロにそれぞれ値下げしてた。
— ゆ🥬エストニアで働く (@EstonianMania) July 10, 2020
不動産屋さんが、「ここ、元々はXXXユーロだったんだけどね〜」と言ってきたところが2軒なのですが、もしかしたら言ってこなかっただけで他に見に行ったアパートも値下げしていた可能性はあります。
- 460ユーロ→380ユーロ
タリンの中心からも近いところにあるアパート。38平方メートルくらいだった記憶。タリンには珍しく、エレベーターもついていて、私が契約一歩手前まで行ったアパート(気が変わってやめちゃったけど)。しかもお風呂ついてた。
ここは、460ユーロから380ユーロになっていました。
元々住んでいた人は、タリンでセキュリティの仕事をしていたエストニア人で、4年間も住んでいたらしいのですが、コロナで失職して、タリンから出て行くことになったそうです。(ここまで不動産屋さん情報)
- 525ユーロ→475ユーロ
ここは、タリンのおしゃれエリア()テリスキビにある木製のアパート。
テリスキビのアパートってやっぱり割高ですね。475ユーロでも私は高いと思ったけど、元々は525ユーロだったらしいです。
ここは、前はイギリス人が住んでいて、その前はポーランド人が住んでいたらしいです。やっぱり、テリスキビはおしゃれエリア()なだけあって、外国人の若者に人気ですね。
ちなみに、テリスキビはこんなところ↓
テリスキビで金曜の夜なんか催しやってた。なんとなく楽しくなる。
テリスキビは、タリンの再開発でおしゃれ(?)になったエリア。家賃も高い。
タリン出身のエストニア人曰く、昔は夜行かない方がいいくらい危ない所だと思われてたらしい。(5、6年前。ソースは2人←) タリンも変わってるんだね。 pic.twitter.com/Opia952WmO— ゆ🥬エストニアで働く (@EstonianMania) July 4, 2020
結論:それでも私のアパートは見つからない
同僚には、「pickyすぎるんだよ」と言われました。私もそう思う。
アパート探しが脳内の大半を占めていた時は、本当にちょっとノイローゼのように、よりいいアパートを探し求めて、アパートのウェブサイトを毎日毎時間チェックしていました。(大げさ)
仕事してても、息抜きのために公園に行っても、KV.EE(後述)を開いていた日々…。最近は、その発作が治ってきているような気がします。
エストニアでアパート探しするなら、使えるウェブサイト
1. KV.ee
色々あるけど、結局KV.eeが一番使いやすいと思います。載ってるアパートのクオリティが安定している。掲載料が高いのかな、もしかして。
2. city24.ee
ここは、載っているアパートの数が多い。特に、不動産屋さんじゃなくて、個人的に自分のアパートを貸し出している人がKV.eeより多い。だからか、良いアパートもあるけど、あんまり…なアパートもある気がする。
3. Facebookグループ
エストニアで、不動産を貸したい人と借りたい人が投稿できるFacebookグループがある。ここは、基本的に不動産屋さんは投稿しちゃダメなことになっている。あくまで、個人のユーザーのみ。だから、broker fee(不動産屋さんに最初に払うお金)が無いことが多い。
ちなみに、今住んでいるところは、このFacebookグループに投稿した縁で見つけた。
エストニアでアパートを借りるときにかかるお金
引っ越した時の最初のお金
大抵、broker fee、初め1ヶ月の家賃、デポジットを払うことが多い。デポジットは、そのアパートから出てくときに戻ってくる(アパートの中の物を壊したりとかしてない限り)。
broker feeとデポジットは、家賃と一緒なことが多い。
だから、例えば家賃が300ユーロだとしたら、最初に必要なお金は、900ユーロということになる。
住み始めてからは家賃とユーティリティ
ユーティリティ(Utilitly)って言う、アパートの使用費(ガス、電気、水、アパートの修繕費などなど含めた費用)が毎月いくらかかかる。
これが、古いアパートとか広いアパートだと高くなることもあるから、ちゃんと事前に聞いておくといいです。
例えば、家賃300ユーロで安い!と思っても、古いアパートだったら、ガスが高くて、冬のユーティリティが150ユーロとかになることもある。そしたら、トータルで見ると、そんなに安くない。
広いアパートも高くなりがち。
出て行く時は、デポジットが返ってくる…はず
アパートから出て行くときは、最初に払ったデポジットが原則返ってくる。
ただし、アパートをボロボロにした状態で出てったりしたら、返ってこない。
もしくは、家主が意地悪だと返ってこない。
私の同僚で、数年間住んだアパートを出て行った人がいる。でも、「今夜までに全ての荷物を片付けない限り、デポジットは返さない」と大家さんに言われたらしい。
このアパートは10年以上賃貸として貸し出されていて、私の同僚の前にも住んでいた人はたくさんいるわけだけど、その人たちが残して行った荷物(およびガラクタ)も「全部持って行け!」と突然言われたらしい。
エストニアにもそういう強烈な人はいるもんですね……。
私の同僚は、真面目に、全部片付けたらしい。
多分、デポジットを返したくなかった大家さんが無茶振りで言ったんだと思うけど、ほんとに片付けたから、デポジット返さざるを得なくなって、同僚は無事デポジットをゲットしたらしい…….。
私のアパート探しの日々はまだ続いていきそうです。
ということは、さらに多くの不動産屋さんと出会うことにもなるのか…。
アパート探しはストレスもありますが、不動産屋さんと話すのはけっこう面白いです。逆にそれくらいしか良いことはないとも言えるけど。
また興味深い話を聞いたら、twitterやらブログやらに書きます。
Atā!👋
(突然のラトビア語。リガに行きたかったんだけど、天候の悪さ・コロナが巻き返してる…?ことで、行けないから、ここでラトビア語を書いてその思いを晴らそうとしている)